コラム / メンタル

「こんなにイライラするのは私だけ?」自分を責めたくなってしまうママのあなたへ

かわいいかわいい我が子の寝顔を見ながら「あー私って幸せ♡」ドラマに出てくるようなママ。結婚前にはそんな自分を心のどこかで想像したり期待していたけれど、ところがどっこい!ママは毎日フル稼働!現実はそんな甘いものではありません。 妊娠中&産後には「何だかイライラしてしまう!」ということが多いのではないでしょうか。今回はそんな妊娠中&産後にあったイライラについて振り返ってみたいと思います。
【妊娠中のイライラ】
妊娠中には「つわりで食べられなくて辛い」「身体がだるくて家事が思うようにはかどらない」「お腹が大きくなってきてベビちゃんの成長が嬉しい反面、体形が崩れて妊娠線が刻まれていくことに虚しい気持ちにもなる」「職場に迷惑を掛けてはいないか心配になる」「急に不安になったり心細くなる」「なぜか涙が止まらない」(いわゆるマタニティブルーというものですね)。私ったらどうしちゃったんだろう。自分でもよくわからないけれど、情緒不安定なっているのはなんとなくわかる。でも大丈夫!こんな日々も数か月の辛抱、出産して我が子に会えれば幸せな気持ちがあふれてハッピーな毎日になるに違いない(と、私は信じて疑っていなかったのです)。
【出産後のイライラ】
ところが出産してみると、そんな淡い期待はもろくも崩れ去り、もっともっと大変でした。今度は「ひっきりなしに授乳タイムがありヘトヘト」「オムツも替えたしミルクもあげたのに泣き止まないベビちゃんにお手上げ状態」「寝かしつけたと思ったら10分後にはギャン泣きで睡眠不足」「一日中家に居て、誰とも話をしない毎日、気が付くともうすぐ夫が帰ってくる時間」「夜中に何度も起きる私の横で夫の高イビキを聞いているとイライラする」「手伝ってほしいのに『オムツじゃない?』『ミルクじゃない?』とオーダーしてくる夫に腹が立つ」「ふと鏡を見るとクマとシミに驚愕!それにしても髪の毛ってこんなに抜けても大丈夫なの?!」「昼夜問わずの抱っこに腕も腰もギブアップ寸前!たまにはお風呂にゆっくり浸かりたい」「他のママ友はいつも綺麗で生き生きしていてまぶしく感じる、それに比べて私はお出かけどころか化粧する時間もない」「こんなはずじゃなかったのに」大きなことから小さなことまで本当に本当にたくさんのイライラを感じていました(驚くべきことに夫に対するものが半分以上)。
【理想と現実とのギャップに愕然】
夢見ていた夫や我が子との生活は、自分で望んでいたこととはいえ、どうしてこんなに毎日イライラするのだろう、と泣きたくなってしまうことも数知れず。これは一体どういうことなんだろうと後になって考えたこともありました。それは泣き止まない我が子、なかなか寝付いてくれない我が子に対するイライラではなく、自分の大変さをわかってくれない夫(今思えばそんなことはなかったと感じるのですが)へのイライラでもなく、自分自身に対するとてつもない大きなイライラでした。
【初めてのママという立ち位置への不安】
この子を守っていかなくてはという責任感、初めてのことばかりでどうすればいいのかわからない手探りの育児への心細さ、待ち望んだ我が子はかわいいはずなのに100%「かわいい!」にどっぷり浸りきれていなくて、自分だけの時間が欲しいと心のどこかで感じている自分への罪悪感、こんな私は母親失格なのではないかという失望感、それらはいつしか強固なイライラとなって私の中に四六時中渦巻いていました。
【夫へイライラをぶつけたくなることも】
夫に対しても、時間を掛けて夫のために食事を作ったりアイロンがけをしていた、そんな以前出来ていたことが時間的余裕がなくなったことでできなくなってしまったことに対する申し訳なさ、「疲れたー」という夫に「…。(私だって疲れてるよ!)」「お疲れさま」の一言が掛けられないどころかそっけない態度をとってしまう自分の心の狭さ、「手伝ってって言わなくても察してよ!」どこか捻くれて拗ねている素直じゃない自分に対する自己嫌悪感…。結局のところ、自分に対して一番腹を立てていたのだと気づかされたのです。そして「私ばっかりしんどいのに!」一番近くにいてくれる一番の理解者である、戦友でもあるはずの夫に対して、八つ当たりという形で表出していたのです。
【立ち位置や環境の変化によって移り変わるもの】
学生から社会人になる、結婚して働き方が変わる、環境が変われば、生活スタイルが変わったり時間の使い方も変わってきます。以前はそつなくこなしていたことが案外大変だったり、それができないことにストレスを感じることもあるでしょう。例えば、ちょっと洗い物をする、ちょっと一品つくる、ちょっとコンビニに行くなど。ちょっとどころか、トイレに行って用を足すのも大変だったり、朝から晩までベビちゃんを抱いて立ちっぱなし、そんなこともありました。自分のことなんてまるでできなくて、まともにご飯が食べられた10分間、メイクのために鏡に向かっていられた5分間が奇跡のようで、すやすや寝てくれている我が子に手を合わせて拝みたくなるほどありがたく感じたこともありました。ほんのちょっとした時間。だけど、そのちょっとさえ確保できないことがママにとってはとてもストレスになり「何もかもがこんなに大変…」と心が疲れてしまうのです。
【時間を経て感じるもの】
今振り返ってみると、本当に泣きたいくらい心配だったこと、怒り狂って暴れだしたくなるほど不安なことはそれほど多くはなかったのではないでしょうか。我が子が初めて寝返りした時の喜び、小さな手で私の指をぎゅっと握った時の幸せな気持ち、「天使みたいだなぁ」と寝顔を見ながらうたた寝したあの時間…今思い出してもポカポカしてきませんか。でもそれを覆いつくすほど記憶の大部分を占領していた「イライラして仕方がなかった」という感覚の正体は、初めてママへなること、正解のわからない子育て、その時感じている大変さに加えて、これから訪れるかもしれない心配や不安を必要以上のに膨れ上がらせてしまっていたものだったのかもしれません。
【ママたちは頑張っている】
初めての妊娠、出産、産後、たくさんの不安を抱えながらも、我が子との出会いによってそれと同じくらいこれまで感じたことのなかった嬉しさや喜びも味わえた幸せな日々があります。イライラすることも数知れずありますが、そんな感情も悪者にしたり無理やり蓋をするのではなく「私、ママとして頑張ってる」そんな風に奮闘している自分を認めて労ってあげて欲しいのです。
【怒りと上手に付き合う】
とはいえ、何でもかんでも怒っていいというものではなく、怒りに振り回されないことが大切です。そこでオススメなのが『アンガーマネジメント=怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング』です。ここでは怒らなくなることを目指すのではなく、怒る必要のあることと怒る必要のないことを見極め、上手な怒り方ができるようになることを目指します。アンガーマネジメントによってゴキゲンな子育てママになりませんか?

by Halekulaライター育成講座受講生   2018/12/14 15:13:45